知っておいてほしいこと
「防災」とは、災害の発生前から、被害を最小限に抑えるための対策を行うことです。
どのような災害がおこりうるか予測し、リスクを減らすための対策を行いましょう。
地震への事前の備えは大丈夫ですか?
地震はいつどこで起きるかわかりません。絶対に助かるという方法もありません。まず「命を守り抜く」ことを考えましょう!
①事前の備え
・家族防災会議で「わが家のルール」を確認しよう!
・防災用品は必要なもの「普段から使える」もの!
・地震への備え(建物・家具、電気火災対策)を
②地震災害時の行動を整理しよう!
・身の安全→火の始末→安否確認→出口確保→避難
③被災後の暮らしを守るには?
・最低3日は外部から支援がないことを想定しよう!
・水道・ガス・電気などのライフラインの代替手段?
・身近なものでつくる「災害時の知恵」を学ぼう!
わが家の耐震性能は大丈夫ですか?
阪神・淡路大震災の死者のうち8割は家屋の倒壊による圧死、窒息死です。
住宅の耐震性に関する規定が整備され、法律どおりに建てられた建物であれば、阪神淡路大震災や東日本大震災のような地震でも倒壊することはほとんどないと考えられています。
阪神・淡路大震災では「既存不適格」の建物や耐震性が不十分な建物で大きな被害が発生しました。
「既存不適格」とは建設時点では法令を満たしていても、その後の法改正により法令を満たさなくなっていることを言います。
わが家は大丈夫かにゃ~?
不安な方は、かんたんな「誰でもできるわが家の耐震診断」を試してみましょう。これは、一般ユーザーを対象しています。(一財)日本建築防災協会のホームページで確認できます。
また、耐震設計・耐震設計・耐震改修は吹田市から補助金が出ますのでホームページを確認してみましょう。
わが家は大丈夫!
千里丘は風水害
・土砂災害に対して安全ですか?
ハザードマップを確認してみましょう!山二地区は「内水氾濫」の危険があります。
ハザードマップで危険を確認してみましょう。吹田市のホームページから洪水/内水/高潮ハザードマップが確認できます。
山二地区は「内水氾濫」の危険がある箇所があります。
浸水深0.3m以下では、周囲が冠水時は外出せず家にとどまる方が安全です。
◆日頃からやっておく洪水対策
・家の浸水を防止する
(防水できる壁をつくる・床を高くする)
・床上浸水しても2階で生活できるようにする
・家族防災会議や日常から雨水排水溝の手入れ
・非常持ち出し品を用意する
・ゲリラ豪雨に注意しておく
・高齢者のサポートをできる準備をしておく
・インターネット等で情報の収集する
●千里丘上公園
●千里丘稲荷神社
●つくしの遊園
●千里丘上郵便局
千里丘上遊園
●千里丘上遊園
●千里丘市民センター
●山二地区公民館
●千里丘下遊園
●山田第二小学校
山二地区公民館及び千里丘市民センター周辺は浸水想定0.3mです。大雨の際の避難経路は十分にお気を付けてください。※吹田市内水ハザードマップ令和元年版参照
●千里丘中央病院
災害と損害保険
万一災害が発生した場合に金銭的な補償を得ることも災害復旧の重要なポイントです。
地震保険では、地震、噴火またはこれらによる津波または間接の原因とする火災、損壊、埋没または流失によって保険の対象に生じた損害が補償されます。
地震保険に加入するには単独で契約できず、火災保険とセットで契約する必要があります。現在契約している火災保険の契約の途中でも地震保険を契約することができます。
地震などの際における紛失または盗難による損害、地震などの発生日から10日経過後に生じた損害などでは、地震保険では補償されません。
いざという時の備え
それでは具体的にどんなことをしておけばいいのでしょう?
被害を最小限に抑えるためにやっておくことの例をあげてみます。
参考にしてください。